最近、東京や大阪などの首都圏では
「ストレッチ専門店」
が増えました。
パーソナルトレーナの人が30分とか60分、自分ひとりじゃできないストレッチをしっかりとしてくれます。
そうすることで、柔軟性が増したり、可動域が広がったりします。
老化防止にもなるし、運動している人は故障防止にもなる。
代謝もよくなるのでダイエット促進にもなります。
やはりカラダが凝り固まっていいことはないですね。
これはココロも同じです。
だから、カラダもココロも緩めてあげることって大事。
ちなみに、起業した人はもう1つ、ストレッチした方がいいものがあるのです。
それは・・
■視点、発想をストレッチする
人はどうしても
「目先のこと」
にとらわれがちです。
そして
「目先のこと」
が何よりも重要と考える。
でもね。
視点をそこから外して、過去や未来から考えてみる。
例えば、今何か課題があるとしますね。
・過去に同様の課題はなかったか?
その時は、どうやって解決したり乗り越えたか?
と考えてみたら
・あっ、こうやって乗り越えてたじゃん!
と気づいたりする。
あるいは
・自分が5年後とか10年後に目指す目標や状態から考えたときに今何を優先したらいいか?
と考えてみたら
・目先のその課題は大きな問題じゃなかった
・それよりも優先して取り組むべきことがあった
ということもよく起こります。
■自分以外に視点をストレッチする
時間軸以外にも、仮に
・自分のこと
だけで考えると面倒だったりする。
ひとは、新たなことを嫌います。
慣れ親しんだコンフォートゾーンというところにいた方が、楽だし安心できるからです。
でも、子どもがいる親の場合
・その課題を放置したら、自分の子どもたちの未来にどんなデメリットがあるのか?
・子どもたちの笑顔のためにはどうするのがいいのか?
の視点で考えたら
・あっ!今これをしておかないと!
となるかもしれません。
自分の親のためでもいいし、お客さんのためや地域とかでもいい。
僕らは
「自分のため」
だと楽をしたいと思っていても
「人のためなら頑張れる」
という人も少なからずいます。
課題や壁にぶつかる時は、大体、思考が凝り固まっている時です。
ずっと座って作業してて、カラダが凝り固まってきたら伸びをすると気持ちいいですね。
カラダとココロにプラスして、起業した人がストレッチした方がいいもの。
それは、思考のストレッチです。
ぜひ、意識してみてください!
【経営のレシピ】
起業家は、カラダとココロのストレッチにプラスして、思考や視点をストレッチする。
ひとつは、今ではなく、過去や未来に視点をストレッチしてみる。
もうひとつは、自分だけじゃなく、子どもやお客さん、地域、家族へ思考をストレッチしてみる。

あおもり・あきたビジネス実践塾 代表/経営コンサルタント
1966年8月生まれ。法政大学卒業
東京都東村山生まれ
講座やコンサルティング、ホンキ経営塾を通して年間500名を超えるフリーランスや起業家、経営者のビジネスの相談課題解決に取り組む。
クライアントの頭の中を整理し、見える化すると同時に、具体的なアクションの選択肢を提示しながら進めていくのが得意。
夢は社員や子どもたちが
「社長みたいになりたいです!」
「ママ楽しそう!ママみたいになりたい!」
と言われる経営者や大人がいっぱいの社会にすること。
趣味は温泉、Jazzライブを聴きに行くコト。
マイナス10歳をテーマに週3日はスポーツジムでメンタルとフィジカルも鍛えるスポーツマンでもある。